こんばんは、ミキマネです(^^♪
のぞみ薬局合資会社の経営者・原田実容疑者(65)と従業員・東野晴之(57)が逮捕されました。
偽の処方箋を処方し、調剤報酬を架空請求したとして詐欺の疑いがもたれています。
普通では考えられない、65年分の漢方薬を処方したことにしていたそうですから、ばれるのは当然だと思います。
今回は薬局が手にする調剤報酬の仕組みを調べてみましたのでご覧ください。
調剤報酬とは?
調剤報酬とは、調剤薬局において、処方箋に基づいて薬剤師が調剤し、患者に投薬するまでの一連の薬剤師の業務に対して支払われる費用のことです。
簡単に言うと、薬局で薬を出してもらう際に支払うお金ということですね!
医療報酬のしくみ
健康保険に加入している人はわかると思いますが、医療費・お薬代は全額の3割負担ですよね!
病院・薬局に支払う額の7割は国が支払っているということです。
病院には診療報酬、薬局には調剤報酬として支払われます。
全額ってどうやって決まるの?
調剤報酬は調剤報酬点数表によって変動します。
保険者が受けた治療を細分化し、点数(1点=10円)を振り分けて、7割を国が支払います。
調剤報酬点数表の構成
・調剤技術料
・調剤基本料
・調剤料
・薬学管理料
・薬剤料
この前、テレビにも出演していた女医・脇坂英理子容疑者が逮捕されたのは診療報酬を詐欺した事例で、今回の原田実容疑者は調剤報酬を詐欺したということですね!
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今回の事件の詳細
詐欺の疑いで逮捕されたのは、原田実容疑者(堺市堺区田出井町)と東野晴之容疑者(奈良県葛城市木戸)。
平成24年12月~27年2月にかけ、東野容疑者が病気と偽り、奈良県内の2つの病院から24回にわたり漢方薬や抗生物質の処方箋を入手します。
原田容疑者が経営するのぞみ薬局で調剤したと装い、調剤報酬を架空請求し、奈良県葛城市から計約1432万円をだまし取りました。
漢方薬については通常の約65年分の処方箋を受け取ったことになっていました。
まとめ
このような調剤報酬詐欺や診療報酬詐欺は探せば山ほど出て来るのかもしれないですね!
それだけざるな管理体制だと思います。
国民が支払った税金がこのような犯罪者の懐に入るのは納得がいかないですよね。
最後までご覧いただきありがとうございました。