演歌歌手の北島三郎さん(79)が入院されました!
御年79歳とご高齢ですから心配ですね(*_*;
気になる病名は『頚椎症性脊髄症(けいついしょうせい せきずいしょう)』とのこと。
いったいどんな病気なのでしょうか?
症状・治療法・リハビリの方法や期間など調べてみましたのでご覧ください。
原因は転倒!?
今回、北島三郎さん入院の速報を報じた日刊スポーツによると、
8月下旬に都内の自宅で転倒。病院で診察をしたところ頸椎症性脊髄症と診断された。8日から11日まで行われた福岡公演には出演したが、関係者によると現在は都内の病院に入院しており、加療中だという。
出典:日刊スポーツ
いやぁー、危ないですねぇ!!
いくらお若いといっても気をつけねばなりません!
頚椎症性脊髄症とは?
まず、頚椎症について調べてみると、
頚椎症とは
頸椎に年齢的な変化が起こること。
正確には変形性頚椎症という。出典:脊椎手術.com
との説明がありました。
頚椎症の時点ではまだ病気ではなく加齢による自然な変化だそうです。
頚椎症性脊髄症とは
変形性頚椎症が起こったために、脊髄や神経根が圧迫されて、そのための痛みやしびれや麻痺が出て来る場合を頚椎症性脊髄症あるいは頚椎症性神経根症という名で呼ぶ。
出典:脊椎手術.com
北島三郎さんが入院にまで至ったように、頚椎症性脊髄症にまで至ると病気として扱われるようです。
症状は?
・手のしびれ
・肘や方が動かしにくい
・手の指が動かしにくい
・足のしびれ
・歩きにくい
・階段の上り下りが不安定になる
といった症状が出るそうです。
どれも日常生活に影響しますから恐ろしいですね。
ひどい状態になると、「膀胱直腸障害(ぼうこうちょくちょうしょうがい)」と言って、尿や便が出にくくなったり、あるいはもれ出してしまったりという症状も出てくることがあるそうです。
スポンサーリンク
治療法は?
頚椎症性脊髄症の場合、まずは保存的治療からスタートするそうです。
主な保存的治療法
・薬物療法
消炎鎮痛剤(ロキソプロフェンなど)を服用する場合を薬物療法と呼ぶそうですが、これは根本的な治療にはならないそうです。
ただの痛み止めですからね!
・装具療法
頸椎カラーと呼ばれる装具で不安定な頸椎を安定させます。
たまにクビにギプスのようなものを巻いている人を見かけませんか?
あれが頸椎カラーです。
他にも牽引療法や温熱療法など様々な保存的治療法が試されますが、症状が重い場合は手術でしか改善の見込みがないようです。
手術を行うケース
頚椎症性脊髄症の手術をするケースというのは、
・機能障害がある
・診断が明らかである
・ADL(日常生活動作)改善の見込みがありそれを求めている
といった場合のようです。
出典:Medical Note
むやみやたらにすぐ手術とはならないそうです。
ちなみに例外もあり、
急性増悪(急に症状が悪くなること)の場合すみやかに手術を行うそうです。
北島三郎さんは転倒により急に頚椎症性脊髄症となった可能性が高いため、現在は入院して様子を見ているようですが手術をされる可能性もありますね。
リハビリは?
症状が軽い人だと、手術後1年ほどのリハビリで回復するそうです。
しかし、手術を行って完治する確率が50%ほどだそうですので、2年経っても症状が改善しないという方がいらっしゃるのも事実なんだとか。
公演中止・延期
北島三郎さんは9月23日に岩手県盛岡市で開催予定だった
『芸道55周年 北島三郎コンサート2016 ~ありがとう~』
を中止することを14日、発表しました。
しかし来年2017年2月24日に同じ会場(岩手県民会館大ホール)で延期公演を行うことも合わせて発表されました。
約半年ですか。
その頃には北島三郎さんも回復されているといいですね!
まずは健康第一でまだまだステージで元気な姿を見せてください♪