プロレス界のレジェンド・マサ斎藤さん(74)が12月にリングに復帰することが明らかになりました。
現在は病気で療養中だったマサ斎藤さん。
病名は『パーキンソン病』。
現在の医療では治すことのできない不治の病ですが必死に闘病生活を続けています。
今回はマサ斎藤さんの余命がどれくらいなのか、パーキンソン病の特徴から調べてみたいと思います。
パーキンソン病とは?
主に40歳から50歳以降に発症し、ゆっくりと進行する原因不明の神経変性疾患です。
神経伝達物質の一つであるドーパミンが減少する事で起こると考えられています。パーキンソン病の日本での有病率は、人口1,000人当たりに約一人と言われており、日本全体で10万人以上の患者さんがいると推定され、高齢化社会を迎えるにあたって、今後ますます患者数は増えると予想されています。
パーキンソン病は50歳、60歳代で発病することが多いのですが、70歳代以上の高齢で発病する方も稀ではありません。
また、時には40歳前に発病する方もいます。
一般的には遺伝する病気とは考えられていませんが、年齢の若い段階で発病した方の中には、遺伝子の異常がある方がいる事が解ってきています。
恐ろしい病気ですね。
現在でも日本で約1000人に1人が発症しているというのに、今後も増え続けるなんて考えただけでおそろしいです。
症状は?
症状としては、
手足のふるえ(振戦)、手足のこわばり(固縮)、動作が緩慢(寡動、無動)、転びやすくなる(姿勢反射障害)、が代表的な特徴です。
身体が思うように動かせなくなるんですね!
マサ斎藤さんの場合、顎(あご)の震えから症状が出始めたそうです。
その後転倒を繰り返すようになったんだとか。
んーん、おそろしい(>_<)
原因は?
脳内のドーパミンという物質が不足すると発病します。
ドーパミンとはアドレナリンなどへ変化する脳内の神経伝達物質だそうです。
マサ斎藤さんの発症原因は脳へのダメージ。
過去に試合で4回失神したことがあるというほどですから、脳に蓄積されたダメージは常人では計り知れないですよね。
治療法は?
・薬療法
・リハビリ療法
・手術
上記3つの治療法があるそうです。
しかし薬やリハビリでは症状を安定させたり、緩和させることしかできません。
また手術は薬の効き目を持続させることくらいしかできないそうです。
現在の医療ではパーキンソン病を完治させることはできないのです。
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マサ斎藤とは?
本名は斎藤昌典(さいとう まさのり)さん。
現在74歳で出身地は東京都中野区のプロレスラー。
1987年に行われたアントニオ猪木さんとの『巌流島の戦い』が有名。
同じくプロレスラーの佐々木健介さんなど多くのレスラーに慕われている。
2000年にパーキンソン病を発病。
2013年に障害者手帳の交付を受ける。
マサ斎藤さんの余命は?
パーキンソン病患者の場合、発症してから約15年が余命だと言われています。
またパーキンソン病に加え、認知症を発生させると余命は約3年とかなり短くなってしまいます。
マサ斎藤さんが発症させたのは2000年。
現在は2016年ですから発症してから16年以上経過しているんですね!
マサ斉藤さんは自身の余命を「いつどうなるかわからない」と語っていますが、少しでも長生きしてもらいたいですね!
12月の大阪での復帰リングを楽しみにしています!!