日本テニス協会名誉会長の盛田正明さん(89)が国際テニス殿堂功労賞を受賞しました。
これは日本人2人目の快挙です。
今回は盛田正明さんとはどのような人物でどのような功績を残されたのか経歴やプロフィールからご紹介したいと思います。
また「盛田正明テニス・ファンド」と錦織圭選手の関係についても調べてみましたのでご覧ください。
盛田正明のプロフィール
◆名前
盛田 正明(もりた まさあき)
◆生年月日
1927年5月29日(89歳)
◆出身地
愛知県名古屋市
◆学歴
愛知県立第一中学校(旧制愛知一中)→東京工業大学卒
経歴
大学卒業後、兄・盛田昭夫が創業に携わった東京通信工業(後のソニー)に入社。
磁気材料の研究で仙台市の東北大学に行った際、研究の息抜きでテニスを始める。
1976年に本社常務取締役に就任。
1982年にソニー本社副社長に就任。
1987年に渡米し、アメリカ合衆国現地法人「ソニー・アメリカ」の会長を務める。
1992年にソニー生命保険の社長兼会長に就任。
プロテニスの日米対抗戦『ソニーライフ・カップ』を企画し開催する。
1998年、ソニー生命の名誉会長に退く。
2000年に日本テニス協会会長に就任。
2003年、『盛田正明テニス・ファンド』(MMF)を設立。
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盛田正明テニス・ファンドとは?
森田正明テニス・ファンドとは、日本テニス界の有望若手選手育成のための基金で、盛田正明さんが私財を投じて設立しました。
2003年に財団法人の認定を受け、その後に行われた公益法人改革でより税制で優遇される公益財団法人となりました。
具体的に何をしているかというと、世界的に有名なアメリカのテニスアカデミー『IMGアカデミー』に選手を派遣し、資金援助を行っています。
過去には錦織圭選手や西岡良仁選手などが盛田ファンドの援助を受けてIMGアカデミーに留学しました。
つまり、今の錦織圭選手の活躍があるのは盛田正明さんのおかげでもあるというわけですね♪
自らの私財を投じて設立したというところに盛田さんの情熱を感じますよね!
国際テニス殿堂とは?
テニスにの歴史に名を残した人たちを記念するために作られました。
優秀な成績を残した選手を表する殿堂入りと、テニス界の発展に貢献した功労者を表する殿堂入りがあります。
今回、盛田正明さんは日本人2人目の功労賞受賞となりました。
(1人目は国際テニス連盟名誉副会長などを務めた故・川延栄一氏が2005年に受賞)
本当に素晴らしいことですね!
今後も盛田正明テニス・ファンドから援助を受けた日本人選手が世界の大舞台で活躍するのを見守っていきたいと思います。