元陸上選手の大前祐介さんに注目が集まっています。
大前祐介さんは元短距離選手で、男子200mのジュニア日本記録も持っています。
そんな大前さんは現在、(株)ドームで会社員として働いていて、ドームの陸上部に所属しているケンブリッジ飛鳥選手を指導しているんです!
今回はそんな大前祐介さんの経歴などをまとめてプロフィールを作成しましたのでご覧ください。
大前祐介のプロフィール
◎名前:大前 祐介(おおまえ ゆうすけ)
◎生年月日:1982年4月6日(34歳)
◎出身地:東京都
◎慎重・体重:176cm・70kg
◎学歴:目黒区立第七中学校→本郷高校→早稲田大学卒
経歴
目黒区立第七中学校に入学して陸上を始める。
本郷高校在籍時に世界ジュニア陸上選手権 男子200mで決勝進出。
早稲田大学1年時には男子200mで「20秒29」というジュニア日本記録を樹立し、現在も破られていない。
早稲田大学卒業後は富士通に所属。
2006年のアジア大会では、4×100mリレーの日本代表として銀メダル獲得に貢献。
富士通退社後、高校の講師をしながら3年間競技を続けるも、原因不明のひざ痛が完治せず2008年に引退。
(株)ドームに入社し、スポーツマーケティング部を経て、現在はパフォーマンスコーチ兼ドームトラッククラブコーチを務め、ケンブリッジ飛鳥選手などを指導。
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大前がケンブリッジ飛鳥をドームに!
今年開催されるリオオリンピックに出場するケンブリッジ飛鳥選手の所属はドームです。
ケンブリッジ飛鳥選手の活躍だけでなく、100mで日本人初の9秒台を出せば「1億円のボーナス」を出すと発表して話題を集めたドーム。
元々は大前さんがドームが運営する「ドームアスリートハウス(トップアスリートが集う専用ジム)」をケンブリッジ飛鳥選手に紹介したのが始まりでした。
短距離選手の就活は難しい
大前さんは、陸上短距離選手の就活は非常に大変だと語っています。
長距離選手の場合は、駅伝やマラソンで毎年注目されますが、短距離の場合注目されるのはせいぜい世界選手権やオリンピック。
企業の陸上クラブとしては、「短距離選手より長距離選手」という認識が強いんだそうです。
近年は桐生祥秀選手やサニブラウン・ハキーム選手の活躍などでまだ注目を集めていますが、大前さんが現役の時代は特に大変だったそうです。
正しい筋力トレーニングを
日本人には、筋トレをして身体を大きくするのはあまりよくないという風潮がいまだにありますよね。
大前さんは、正しい筋トレをもっと行うべきだと語っています。
実際に大前さんは高校時代から筋トレを精力的に行ったことで、いい成績を収めたそうです。
しかし“筋トレのしすぎはよくない”という風潮に流され、体重制限などをしていると、最大出力に身体がついていかず、故障が増えたと語っています。
今後はプロだけでなく、学校やクラブの指導者にも正しい筋トレの認識を広めていくことが大切なのではないでしょうか?
最後に
大前さんは会社員として成功していますからいいですが、元アスリートでまともな生活ができずにいるっていう人は結構いますよね。
スポーツ推薦などで高校や大学に入った子供たちには将来に備えて、きちんと勉学にも励んでほしいなとも思わされました。