どうも、ミキマネです。
映画監督の瀬川昌治さんが死去されました。
死因は老衰で享年90歳でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
瀬川昌治さんといえば、「列車」シリーズや「旅行」など多数の喜劇映画を手掛け、テレビドラマでは、山口百恵さんの「赤い」シリーズの演出なども担当されました。
今回は瀬川さんの生前のご活躍と、主宰を務めていた瀬川宿についてご紹介したいと思います。
瀬川昌治のプロフィール
◎名前:瀬川 昌治(せがわ まさはる)
◎生年月日:1925ねん10月26日
◎出身地:東京都千代田区神田神保町
◎職業:映画監督、脚本家、舞台演出家
経歴
祖父や伯父は医学者、親は実業家という家庭に生まれ、学習院初等科・中等科・高等科で学ばれ、人学年上には青島由紀夫さんがいたそうです。
大学は東京帝国大学(現・東京大学)文学部英文学科に進まれました。
卒業後は新東宝に入社するも映画プロデューサーになりたかったため、1957に退社。
フリーのシナリオライターを経て1959年、東映の契約助監督となります。
そしてついに1960年、「ぽんこつ」で映画監督デビューを果たすのです。
喜劇人を多数キャスティング
1967年の「喜劇 急行列車」が大ヒットし「列車」シリーズや「旅行」シリーズなどたくさんの喜劇映画を手掛けられた瀬川さん。
中でも特徴的だったのは柄本健一さんやフランキー堺さん、渥美清さん、ビートたけしさんといった喜劇人が多数起用されたということでした。
綿密に作りこまれた構成や喜劇俳優を巧みに使いこなす瀬川さんの演出手法はとても評価されました。
テレビドラマでも活躍
映画だけでなくテレビドラマでも瀬川さんはご活躍されました。
その中でも山口百恵さん主演の「赤い」シリーズや「スチュワーデス物語」は有名です。
また一方では刑事ドラマやアクションドラマでも脚本・監督を務め、テレビドラマ黄金時代に大きく貢献したと言われています。
それでは次に、瀬川さんが若手俳優を指導した「瀬川塾」について見てみたいと思います。
スポンサーリンク
瀬川塾とは?
瀬川塾とは、瀬川昌治さんが後年主宰されていた若手俳優を育成する俳優学校です。
たくさんの監督が指導を行うのが特徴で、役者の柔軟性を育てることに重きを置いているそうです。
練習のための練習ではなく、実際の現場で生きる演技を身につけてほしいとの思いから指導はとても厳しくかったようです。
代表的な出身塾生
◎名前:松本博之(まつもと ひろゆき)
◎生年月日:1980年5月31日
◎出身地:愛知県
◎身長:180cm
◎主な出演作
ドラマ
・美少女戦士セーラームーン
・仮面ライダーオーズ ガメル役
・梅ちゃん先生
映画
・DEVILMAN
・龍が如く
・仮面ライダーシリーズ
など多数。
現在は舞台を中心に活躍中です。
まとめ
現在の喜劇映画やテレビドラマに絶大な影響を与えてきた瀬川昌治さん。
たくさんの方がもっと一緒に仕事がしたかった、学びたかったと思われているでしょうね。
一つの時代の終わりですね。
心よりお悔やみ申し上げます。